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Googleマップの上位に出る店 1,995件を調べて分かった、順位を分けているもの

date2026-09-22author難波 優毅(Masataka Namba)caseMEOGoogleビジネスプロフィールクチコミデータ分析LocaBoost3 min

自社で運営している LocaBoost に、店名を入れるだけで Google ビジネスプロフィールの整い具合を採点する無料診断を付けた。採点の基準を「なんとなく」で決めたくなかったので、先に実態を集めた。20業種 × 5都市(新宿区・大阪市北区・名古屋市中区・福岡市中央区・札幌市中央区)で「地域名+業種」を Places API に投げ、それぞれ上位20件、延べ1,995件を集計している。

集計の全文は LocaBoost 側に置いた。ここでは、作る側として意外だった点だけを書く。

★の差はほとんど無い。件数が違う

上位5件・6〜10位・11〜20位で分けると、★の平均は 4.54 / 4.52 / 4.48。差は 0.06 しかない。一方、クチコミ件数の中央値は 75件 / 57件 / 44件で、上位5件は 11位以下の 1.7 倍だった。

「★を上げたい」という相談は多いが、地図の順位に効いているのは★より件数、というのがデータの読みだ。詳細は Googleマップで1ページ目に入っている店の共通点 にまとめてある。

「★4.0」は上位の中では低い側

上位に出ている店の 65.8% が★4.5 以上で、★4.0〜4.4 は下位3分の1に入る。ただし業種差が大きく、美容室の平均は★4.86、調剤薬局は★3.75。同じ★4.2 でも、業種によって「高い」にも「低い」にもなる。

業種ごとの平均と件数の中央値は 業種別の目安 に表で置いた。

情報の整備率は高い。差がつくのは写真

営業時間・電話・サイトは 9 割以上の店が登録済み。差が出るのは写真で、10枚以上ある店は 72.1%。デイサービスは 14%、税理士事務所は 41% と、業種によっては半分以上が届いていない。

作る側の判断として、診断の配点は「件数」と「写真」を重くした。営業時間や電話は「揃っていて当たり前」で、揃えても差がつかないからだ。整備率の表は 整備状況の調査 にある。

集め方と注意

  • Places API (New) の Text Search を、フィールドを絞って 100 リクエスト。月間無料枠に収まる
  • 母集団は「地図検索の上位20件」であって全店舗ではない。上位に出る店は整っている傾向があるので、実態より少し良い数字になる
  • 写真は API の仕様で 10 枚までしか取れない。「10枚以上あるか」で判定している
  • 収集と集計のスクリプトは LocaBoost のリポジトリに置き、記事の数字はすべて CSV から計算して埋め込んでいる。手で転記した数字は無い

一次データを持つと、機能の優先順位を決めるときに議論が短くなる。「写真の枚数を採点に入れるべきか」は、この表を見れば1分で決まる。

出典を明記してもらえれば、数字と表の引用は自由にしている。

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こうした実装を、仕事としてお引き受けしています。

記事で書いているような設計・実装を、受託でも行っています。Webサイトの制作から、業務の仕組み化、決済まわりの実装まで。要件が固まっていない段階のご相談で構いません。