自社サービスの LocaBoost に、登録不要で使えるクチコミ返信文ジェネレーターを追加した。★の数・業種・クチコミ本文を入れると、「丁寧」「簡潔」「温かみ」の3案を返す。
返信文をそれらしく書くこと自体は、今のモデルなら何もしなくてもできる。時間をかけたのは書いてはいけないことの設計のほうだった。
1. 医療機関は「ご来院ありがとうございました」を書かない
一番気をつけたのがここだ。クリニックが公開の場で「ご来院ありがとうございました」と返すと、その投稿者が受診した事実を医療機関が認めたことになる。守秘義務の観点で問題になりうる。
業種で医療・介護・動物病院を選んだときは、システムプロンプトの禁止事項に加えて、ユーザーメッセージの末尾にも「受診・来院・治療の事実に触れないこと」を重ねて書いている。★1の歯科・内科のクチコミで試した範囲では、3案とも「ご意見をお寄せいただきありがとうございます」の形で始まり、来院に触れる文は出なかった。
2. 確認していない落ち度を認めない
★1の「受付の態度が最悪」に対して、素直なモデルは「受付の対応が不適切で申し訳ございません」と書く。店側はまだ何も確認していない。公開の返信でこれを書くと、事実として残る。
「ご指摘の点を確認し」のように、お詫びはするが事実認定はしない書き方を指示している。
3. 割引や特典で再来店を誘わない
「次回は10%オフでお待ちしております」は、書いた側は親切のつもりでも、Googleのポリシー上は見返りと受け取られうる。これも禁止事項に入れた。
3案にした理由
1案だと「なんか違う」で終わる。業種によって合う文体が違う(医療・士業は丁寧、飲食・美容は温かみ)ので、1回の呼び出しでJSONの3キーを返させ、選んでもらう形にした。呼び出しは1回なのでコストは1案と変わらない。
保存しないもの
クチコミの本文は保存しない。残すのは回数制限のための業種・★の数・日時と、ハッシュ化したIPだけにした。公開ツールで他人の書いた文章を溜め込む理由が無い。
同じ考え方で、クチコミ内容チェックやGoogleビジネスプロフィール無料診断、クチコミQRコード作成も登録不要で公開している。